健康な街。見えているものをできるだけ多く語ることで、語りきれなかった見えていないものが見えてくる

健康な街 プライベイトもとてもよく、小林さんのマッチポンプみたいな作りも、下山さんのある志向への目線も、五十嵐さんの街をネガでみるとこうかもという感じも、そして…

小林さん

マッチポンプと書いたけど、水が汚れ続けるということは、生活の場が息をしていないようになってしまうことに通じるように思う。新しい水を巡らせたり、引き入れたりするにはどうしたらいいのか、考えた。

慈さん

寝転がって映像を見てパフォーマンスを体験して、(私の体験は少し特殊バージョンだったか、私が脳内で別の体験を展開させてしまったかのどちらか) 私たちは私たちの住んでいるところを健康で当たり前のところだと思っていたけど、簡単に崩壊し、あらゆる階層から見た街があり、わかりあいづらい、または、解り合うにはまだ遠い、それぞれのネガみたいなものを見せつけられながら、プライベートな場所から、また私だけのプライベートな場所へと帰る体験をするのだった

五十嵐さん

さらっとやってるけどすごくない?大変な搬入ですよこれは。そして、やはり文章もいい。ぱっと見たときに、前回の慈さんの展示を思い出した。レールっぽいから?ネガになってしまった街って感じがする

下山さん

健康な街の下山さん、「要素が多い」みたいなことを伝えてしまったけど、要素が多いんじゃなくて、こんなに語りつくしてもまだ語りつくせない遠さについて語っていたのかもしれない。 ゆっくり、様々な視点に潜って、様々な手がかりを掴んで見せてくれる彼女の物質を眺めてはじめて、「それでも語られなかったネガの部分」に光をあてると言うのが、鑑賞者として、生活に帰ってから(この体験を持ち帰ってから)できることなのかもしれないな。

「要素が多い」というのは、私がよく言われることでもあります。

情報

タイトル:「健康な街@プライベイト」

2019.8/2(金)~8/12(月)平日 17-20 土日祝日 13-20

https://2019private.amebaownd.com/